2017年6月25日日曜日

蚊発生防止強化月間



東京都では6月は「蚊発生防止強化月間」中ですが、今からでも遅くはありません。
デング熱等の蚊が媒介する感染症を抑えるには蚊の発生防止が重要なので、蚊の発生シーズン前の6月1日から6月30日までを「蚊の発生防止強化月間」定めています。

蚊の対策

日本では公衆衛生の向上により、蚊が媒介する感染症は少なくなってきました。

しかし、近年海外ではデング熱やジカウィルス感染症などの蚊媒介感染症が広がりを見せ、海外渡航者を介して国内にウィルスが持ち込まれたり、航空機や船舶などにより感染蚊が流入などして、国内で蔓延する危険性が十分あります。

蚊の幼虫(ボウフラ)は、水中で成長し、水の無い所から発生しません。

蚊を減らすには、成虫の蚊を駆除するよりも、水中に生息するボウフラを退治するほうが効果的です。

具体的な対応方法は3つあり、これらの対策は、建物の種類・用途・場所にかかわらず有効です。

1. 不要なものは片付ける。

2. たまり水をなくす。

3. 週1回は清掃や水の交換を行う。



 蚊に刺されないためには(成虫対策)

1. 蚊の侵入防止

  ・窓には網戸を取り付け、破れがないか点検する。

  ・ドアや窓の開閉は素早く行い、開け放しにしない。

2. 蚊の潜み場所の除去

  ・草むらや藪を定期的に刈り取り、風通しをよくする。

3.  吸血予防

  ・肌の露出は少なくする。(長袖、長ズボンにする、素足のサンダルは避ける)

  ・虫よけスプレーを使用する。(説明書をよく読む)

蚊に刺されると、かゆくなるだけではなく、デング熱等の病気になるかもしれません。

感染リスクを低くするためには、一人一人が協力して蚊の発生防止に努め、蚊をなくして安全・安心な夏になるようにしたいものです。


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